お散歩していたら、それは大きな栗の木に出会いました。
木の下にたたずんで、しばし観察。
栗の花の香り。甘くミルクっぽい生臭い香りがします。
生栗の実の香り。かなり存在感のある香りです。
花は白くふわふわの尾状で、毛虫の毛のような先に花粉が付いています。
いがぐりのイガイガを連想させます。
葉もギザギザ、トゲトゲしいです。
もともとは風媒花だったらしいのですが、虫媒花に変化していった植物。
この香り、匂いに、虫達も誘われるのでしょう。独特です。
香りを色に例えるならば、乳白色。
栗の木と言えば、フラワーエッセンスの中に、スイートチェストナットがあります。
絶望から救ってくれる、希望のエッセンスです。
失意のどん底に心があるような時に、一筋の光を見いだして、生きる希望を与えてくれるといいます。
なかなか、このエッセンスを使う機会はありませんが（ありがたいことに）人生において、もう立ち直れないような苦難に見舞われた時に、活躍してくれるでしょう。
特に被災地などでは力強い相棒になるはずです。
栗は千年以上も生きる、強い生命力のある木。
ヨーロッパでは最も強い木のひとつと言われています。
この大きな木に会って、その生命力を肌で感じることができました。
美味しい栗の実には馴染みがあるでしょうが、栗の木自体を感じる事って、そうそうないですよね。
もっともっと大きな栗の木もあるのだろうと思うと、圧倒されます。
出会った木は、私が今まで見た中でも一番背が高く野性的で、たくましく大きな栗の木でしたから。
それは住宅街に不釣り合いに、うっそうと茂っていました。
スイートチェストナットのエッセンスは、雄花・雌花・葉から煮沸法で取られます。
まさに、エネルギーに満ちている今、この時期です。
自然に木から、草花から、天然のエッセンスが降り注いでいるからかもしれません。
ちょっと元気を分けてもらいに、栗の木の下へ行ってみるのもいいね。
木からパワーをもらえそうです。
栗の木は、年を取れば取る程、幹の姿形が変わっていくそうです。
終わりの頃には、非常に不可思議な形に変貌しているのだとか。
その姿からは苦悩が感じられ、栗の実のイガの深さにもそれが見て取れ、
殻を突き破って出てくる新しい実に、生まれ変わる希望を見るのです。
フラワーエッセンスは、深い植物観察、生育環境などにも目を向け、人間の感情と照らし合わせながら、植物のメッセージを受け取ることのできるものです。
そして、その植物の出す波動が、人の感情に働きかけ、マイナスのエネルギーをフラットな状態に戻してくれるパワーを秘めているのです。
大きな栗の木の下で 、どんなエネルギーを感じるでしょうか。
ただ素直に、心と体全体で感じてみてください。
植物と触れ合うだけで、眺めるだけで、心癒されますよね。
それこそが、植物の持つ秘められたパワーそのものなのです。
Coronet of Flowers*
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