落ち着いたら絶対行こう!と思っていた「バンクス花譜集」展へ。
山口市内から、車で2時間弱。
途中、津和野も通り過ぎ、山間の一本道をひたすら走ります。
ジョゼフ・バンクスといえば、18世紀の大航海時代、約3年もの月日を掛けてキャプテン・クックらと南半球を旅し、珍しい植物の標本をヨーロッパへ持ち帰ったプラントハンター。アロマやハーブの歴史を学ぶ時に、名前が出てきます。
エンデヴァー号には、植物の分類、二名法で有名なリンネのお弟子さん、植物学者のソランダーも同船していました。
旅の途中で命を落としてしまう、画家のパーキンソンが植物や国々の記録をドローイングしました。彼の功績は大きいです。
その時に記録した植物の絵は、後にバンクスの働きによって、銅版画として残されたのですが、まさにその銅版画をカラーで見られるということで、見ない訳にはいかないでしょーーーっ!と、ひとり車を走らせた訳です。笑
赤茶色の石州瓦を使った、モダンで美しい建物に感動しました。
なんと回廊の床材は花梨を使用してあり、中庭には大きな水盤があり、
さざめく鏡が光と風を映し出します。ちょうどイベントの真っ最中で、インドネシアのガムランの演奏中でした。
バンクス達が訪れたジャワ島に伝わるガムラン、展示会とコラボでとても素敵でした。
影絵のお芝居が夜通しあるそうで、これはその影絵芝居に使われる
うちわのようなもの。
凝ったデザインと絵は、森羅万象を象徴するようなものでした。
牛皮に切り絵細工を施してあります。お見事。
これは同じものの裏面。
楽器も。ちょっと暗いね。
なんともいえない音がするのよ。
異国情緒満載。
エキゾチックな歌と音楽でした。
先に音楽会を楽しんでから、ゆっくりとバンクス展を観覧。
航海の経路や、エピソード、ニュージーランドやオーストラリア、インドネシアなどの南半球の植物達の生き生きとした銅版画を、一緒に旅するような心持ちで見て回りました。
どれも本当に緻密で美しかった。
バンクスにちなんで名付けられたバンクシア・セルラータのドライ。
そのものなのか、同じような品種のものなのか、分かりませんが…。
これの種がまた面白い形なのよ。
チケット売り場の受付に本物が置いてあったんだけど、写真撮るの忘れた!
昨日はドレスコードの日で、花柄ブラウスを着て行ったので、
イギリス紅茶のプレゼントと、館員さんにお写真撮ってもらいました。
良い記念になりました。
ありがとうございます*
お土産いろいろ。
今回の展示の本と、メモ帳、カードに、関係ないけどリバティのガーゼハンカチ。
可愛くってつい。
素敵な装丁の本。ゴールドで刻印されたタイトルがまた素敵♡
あぁ、何もかも私好み♡♡♡
ハーブティーを飲みながら、また余韻にひたるのでした*
Coronet of Flowers*
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