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2023/10/08

四大元素と植物観察 ツユクサ




【四大元素と植物観察 ツユクサ】

露草 ツユクサ科 ツユクサ属 一年草(花期 6〜9月)
学名:Commelina communis
英語名:dayflower
花言葉:尊敬、なつかしい関係
別名:鴨跖草(おうせきそう)、帽子花(ボウシバナ)、藍花、蛍草、月草など別名が多い。

朝咲いて、昼にはしぼむ。
花弁から取れる青い液は、水にさらすと消えることから、染め物の下絵を描く絵の具として使用された。
京都の友禅や絞り染めに使用される下絵用の青花紙は、ツユクサの一種、アオバナから作られる。
野草として食べることもできる。
薬用としては生薬、鴨跖草(おうせきそう)と呼ばれ、乾燥させた葉は解熱や下痢止めに使用される。

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散歩をしていると脇道から光さすように眩しい小さな青い花が目に入る。
その名の通り朝露がよく似合う明るい花。

・透き通るような青い花弁2枚
・白い花弁1枚
・おしべ6本(X型3本、Y型1本、手前に長い2本だけに花粉がある)
・めしべ1本 薄紫色 花を閉じるときに蝶の口のように巻く

2枚の苞葉の間から、鮮やかな青い花を咲かせる。
花を閉じるときは見事に花弁を折りたたんで苞葉の中に隠れる。
一つの苞葉から2つないし3つ花が咲く。同時に2つ咲くこともある。

観察をしていると、次から次にアリが苞葉の中から出てきた。
何かおいしいものでもあるのだろうか、調べてみると、ツユクサの種にはアリが好むエライオソーム(脂肪酸・アミノ酸・糖)が含まれているらしい。

スケッチの間にクルクルと葉を丸めて萎れてしまったツユクサ、水の入った瓶に移すと、数時間後には水を吸い上げ、元の艶やかな葉に戻っていた。すごい生命力。





思ったことを徒然に…
おしべが両手を広げて迎え入れるかのような仕草は、どういうわけかカマキリを連想させる。苞葉部分は食虫植物のハエトリ草にも見える。散歩していてつい目に止まる眩しさからも怪しく誘っている感じを受ける。艶やかでみずみずしい茎や葉、あちこちに伸びる枝の節は、葉の基部が重なり合って補強している。

ツユクサを見ると夏休み、ラジオ体操の時間を思い出す。
眠い目を擦りながら歩いていると、眩しく涼しげに「おはよう」と語りかけてくるツユクサ。

今もそれは変わらず、「さぁ、目覚めなさい」「シャキッとしなさい」2本の長いおしべが、さぁ、さぁ、と背中を押してくる。くすくすと笑っているように見えるから不思議。
そうしてみんなを元気づけた後、お昼になる頃にはそっと花をたたんでいるのだから。


「あなたの人生を目覚めさせなさい」今受け取ったメッセージ。

もっと観察を深めて、ツユクサの本質を観ることができたら、思いがけないメッセージが降りてくるのかもしれない。そこが植物観察の醍醐味。ツユクサとコミュニケーション不足の私は、まだまだ、その境地に至っていない未熟者。朝目覚める度ツユクサに、あなた青いわね、と笑われている… と感じる 笑


ツユクサの観察は続く…









2023/07/20

【四大元素と植物観察】ユリ

【四大元素と植物観察】

土・水・風・火の4つのエレメントから植物を観察します

今回は「ユリ」
参加者それぞれ違うユリを手に、じっくり観察してユリの持つ特性や感じたことをシェアしていきます。

私が当日選んだのは、黄色いユリ。
花屋さんで選んだのですが、数種あるユリのうち、この日は黄色のユリに心惹かれました。このところ、イベント続きで刺激を受けたり考えたりすることが多く、脳が興奮状態で夏の暑さも合間って、心身ともに熱を帯びてる状態だったのですが、このユリに出会った時、活力はそのままに不要な熱を吸い取ってくれるような心地よさを感じました。湧き上がる活力と静けさ。


ユリ科の植物の特性として「3」という数字が基本になっていて、外花被片3枚(細い萼片)内花被片3枚(太い花弁)雄しべ6本、雌しべの先端が3つに分かれています。雄しべは花被片に1本ずつ付いていて、Tの形で揺れるのが特徴です。種は薄く、紙を重ねたように子房にびっしり収まっています。ほぐすと紙吹雪のようにヒラヒラと舞います。


蕾は3面になっていて、外花被片の縁に内花被片の中心が重なっています。朝開き始めた蕾が、お昼までにゆっくりとその過程を見せてくれました。蕾の中に、雌しべと雄しべが身を寄せ合って収まっています(見せてくれてありがとう)
咲いたばかりの花に香りはあまりなく、咲き終わりのものも薄いです。
全ての花びらが広がると香りはじめます。強い芳香です。


スケッチしながら気づいたことは、葉や蕾、花弁が直線的で形が似ていること。茎が太く艶やかで水分をたっぷり含んでいること。花の存在感。繊細な光のエネルギーが何本も下から上にまっすぐ伸びて放出されているような印象を持ちました。


「ユリは人類と一緒に何をしたがっているのか」「ユリが教えてくれる在り方とは」先生の問いかけに、しばしユリに意識を向け瞑想。


真っ直ぐに、素直に、シンプルに、変化変容を受け入れれば、芳しい香りを伴って美しい大輪の花が咲くよ。種は祝いの紙吹雪。素直にありのままであなたらしく輝くよ。そんなメッセージを受け取りました。

部屋中にユリの香りがあふれています。








2023/06/30

【四大元素と植物観察】ローズマリー

 【四大元素と植物観察】

土・水・風・火 の4つのエレメントから植物を観察します
「ローズマリー」
バラ、ドクダミに続いてローズマリーを観察しました。
我が家の鉢植えのローズマリーは、花の時期を過ぎ、残り2つ3つ咲かせている状態。

老木のような出で立ちで、うねうねと太い幹を持ち、力強く根付いています。根元だけを見ると大木のようです。

葉付きは荒く、枝が丸見えで、すかすかの状態、とても乾いた印象。
それでも、薄紫の小花が咲いている様子には癒されます。私のローズマリーは、めしべが1本、おしべが2本でした。対生の葉が上に向かって90度ずつ回転しながら十字に付いているのがはっきり分かりました。

普段ローズマリーは料理によく使っていて、ドライのものを岩塩と一緒にチーズトーストなどに振り掛けて食べるのがお気に入りです。庭にあるローズマリーは、どちらかというと観賞用で、残念ながら食べるという雰囲気ではありません。

暮らしの中でローズマリーのアロマは、仕事に集中したい時などに使いますし、ハーブティーでも血行促進のために、よくブレンドして飲んでいます。スーッとした真っ直ぐで透明感のある香りは、体の芯を突き抜け、ペパーミントとは違った心地よさを感じます。





さて、四大元素と植物観察、土のエレメントから。
ありのままのローズマリーの姿をスケッチしていきます。3回目となると、少しコツが分かってきました。自分の感情を脇に置いて、見たままを描く。枝の付き方、葉の様子、細かく見ていきます。一見尖って見える葉も先は丸く柔らかな形。


次に、水のエレメント。
ローズマリーの気の流れを感じていきます。
絵に描いても体で表現してもよくて、自分がローズマリーになったつもりで波長を合わせていきます。


風のエレメントで、スケッチに色をつけていきます。
ここで初めて、自分がローズマリーから感じることを言葉に書き記していきます。ローズマリーを通して自分の心模様が色として現れてきます。


火のエレメントは、植物から受け取ったものを自身が行動として起こすという作業になるわけですが、ここでは、ローズマリーから今日受け取った言葉をシェアしていきました。


私は、ローズマリーでありながら、かすかにしか香らない我が家の庭のこの子に、健気さを感じ、同時に忍耐強さや、周囲に流されない強さ、困難に立ち向かう強さ、シンプル、潔さ、真っ直ぐな姿勢といった言葉を受け取りました。

後から庭に出て、改めてローズマリーの株を見ると、圧倒的な力強さに敬意さえ覚えました。薄紫の花の優しさが、さらに心に染み入るようです。強くて優しい、頼れる存在。

心や体の中で煩雑に絡み合ったりもつれたり、とっ散らかっている情報や感情を、ローズマリーが、真っ直ぐに整えてくれる、そんな気がしています。


ローズマリーという存在が、広く大衆に知られており、活用されている植物であるということに、どんな意味が隠されているのか、とても興味が湧きました。

四大元素からみていく植物観察は、初めからうまくいくものではないかもしれませんが、回を重ねるごとに目の前の植物に向き合うコツのようなものがつかめる予感がしてうれしく思います。

2023/06/25

【四大元素と植物観察】ドクダミ

 【四大元素と植物観察】

土・水・風・火 の4つのエレメントから植物を観察します

今回は「ドクダミ」
オンラインで全国の受講生のみなさんとドクダミから感じたことをシェア。スケッチやエネルギーを表現するワークなどを通じて、ドクダミの本質に迫っていきます。それぞれドクダミから感じて受け取る言葉が違っていて、そこがまた興味深く面白いところです。


私は庭にたくさん生えているドクダミを摘んできたのですが、やけに紫色の葉っぱが気になって、最終的にドクダミから「体内毒素を排出せよ」というメッセージを受け取りました。いつもなら、純白の綺麗な白い花に目がいくのですが、今日はスケッチをしていても花には惹かれず、紫の葉っぱに集中してしまいます。

私はもう20年以上になる慢性的な皮膚の炎症を持っているのですが、紫の葉の模様がそれに似ていて、じーっと見つめてドクダミと対峙することで気付くことができました。最近は、その炎症のことについて、当たり前過ぎて気に留めてもいなかったのですが、ちゃんと向き合ってみなさいと言われたようで、はっとしました。皮膚の炎症は内的要因も深く関係しているようです。

ドクダミは十薬とも言われる非常に薬効高い薬草。
活用してみる価値ありです。

五感、六感を働かせて、植物と向き合うワーク。植物を通して自身の在り方も見つめていきます。シンプルなようでいて、非常に奥深〜い植物観察です。




2023/05/16

【四大元素と植物観察】バラ

 【四大元素と植物観察】

土・水・風・火 の4つのエレメントから植物を観察します

私が選んだバラは「リトルウッズ」小さな森という名のミニバラ
優しいピンクの色合いと、花付きの良さ、可憐な姿に心惹かれました

自分の思い込み、感情は脇に置いて(ここ重要)
目の前の植物に真っさらな心で向き合う



最初は
じっくり見たままをスケッチしていく作業
そこで植物の姿形の特徴や気づいたことをメモ

次に
その植物のエネルギーの流れを線で表現
力強さを感じる部分、向かっている方向など
私は目の前のバラから強い生命力を感じて
線も太く、力強く、勢いのあるものになりました

それから
最初にスケッチした絵に色を付けていく作業
これが、モノクロームの世界とは違って
同じ緑でも新芽は黄緑で若々しく
葉は表と裏で濃淡の違いがあり
茎の根元、棘や節には赤味がさしているなど
注意深く色の違いを見ていきながら
より植物の生命力を感じることができました。

仕上げに
植物から感じる色(オーラみたいな)を
スケッチの背景にパステルで色付けします
私はバラの上部は明るい黄色で
下に向かって少し緑が入る感じを受けました

最後に
ここまでじっくり観察して
バラに問いかけたいこと
バラから感じる印象
自分に何を語りかけているのだろうかと
時間を取って、静かに植物と向き合います

バラから感じたものを言葉で表現すると
「秘めた情熱」
一見、花の雰囲気から無邪気で可憐な少女の姿を見たのですが、
幹の太さと枝の力強さから、芯の強さを
赤い棘と茎の付け根に、秘めたる情熱を見ました

今は蕾が多く、枝や茎の様子が分かるバラですが
花が開いて満開になったら
また違う印象を持つのかもしれません

今日出会ったバラに、
「あなたは突然ここに連れて来られてどう思ってる?」
「あなたのこと教えてね」
などと問いかけつつも、
機嫌よく花を咲かせてくれるかしら…と
なぜか、機嫌を取らなけらばいけないような気がしました 笑
(えっ、コレって私を反映してる?もしかして??)

明日このバラに「おはよう」と声をかけたら
どんな言葉を返してくるのか、楽しみです。
私に何を伝えてくるでしょうね。