2017/07/26

絵本作家:鈴木まもるさんと鳥の巣のふしぎ



5月の話になりますが…
絵本作家でもあり、鳥の巣研究家でもある、
鈴木まもるさんのお話を聞きに行ってきました。

トークがお上手で、冗談を交えながら、元気いっぱいの鈴木さんの語り。
優しいお人柄とユーモアのセンスで終止和やかな会場。
とっても楽しく、生き物達への思いやりを育む時間でもありました。

奥様も、児童文学の作家さんで、ご夫婦での共同作業で作られた絵本や児童書もたくさん出版してあります。
ご自身の飼い猫がモデルになったお話もたくさんあったり、今までの飼い猫遍歴も面白く、ご自身の鳥の巣研究に至るまでの話や、お子さんのこと。
子育て関連の絵本も出版されています。これがなんとも愛情深くて*ほっこり*


絵がお上手なので、ホワイトボードにさささっと手描きされる仕草が印象的。
お話と合わさって、動く絵本を見ているようでした。




鳥の巣のお話も興味深かった!
世界各国で採集された鳥の巣を見せて下さって、
鳥の生態にまで話がおよび、本当に面白かったです。
あっと言う間の時間でした。



小さなくちばしで、こんなに精巧に巣を作れる小鳥ってすごい!
天敵を欺くために、仕掛けもあったりするんです。
恐れ入ります。
巣作りが上手でないと、プロポーズ失敗しちゃう雄達は必死です。
上手な巣と、いかんせん下手な作りの巣も見せてもらいました。
鳥さん達の世界もシビアだな。



仕掛けておいた巣箱の中を見せてもらったり、
様々な材料で巣作りをする鳥達の仕事ぶりに目を奪われました。



鳥の巣に注目するって面白い!
鳥に関する辞典はたくさんあったけど、鳥の巣に関する本はほとんど見当たらなくて、
じゃ、自分が作っちゃおう!と思ったらしいのです。
運命というか、使命だったんですかね。
 



ほんとに色々。
羊の群れの近くに住む鳥は、羊毛で巣を作るから、
ふわふわの巣が出来ていました。心地よさそう。



小さい巣から大きな巣、様々な形。




鈴木さんの、アイデアノート、資料。
貴重〜。



お話の中で印象に残った温かい言葉は、

赤ちゃんのとき、一番安心しして居られる場所、それはお母さんのお腹。
生まれるまでずっとその中で過ごしてきたんだもの。
おひざに抱っこで、お腹の近くに抱かれて、お母さんに守られて、
安心出来る場所で絵本を読んでもらうというのは、
こどもにとって、かけがえのないこと。 大切な絆の時間。

だからね、お膝に抱っこで、たくさん本を読んであげてね。



鈴木まもるさんの願いです。

私も大変共感しました。
鳥の巣と同じだね。卵から孵る雛達が安心して過ごせる場所。


動物を思いやる心を持った人が描く絵本の世界は、
優しくて、愛に溢れています。
機会があれば、ぜひ手に取ってみてください*





鳥の巣研究所
http://www.i-younet.ne.jp/~basaract/ 

鈴木まもる「絵本の部屋」
http://blog.goo.ne.jp/nestlabo4848

「鳥の巣つくろう」っていう本があるの。
夏休みの自由研究にもってこいかも ^^



Coronet of Flowers*
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