自然を愛するクライドルフの描く絵は、愛に溢れていて、優しくて、とても可愛いらしい。
絵本を描くようになったきっかけは、ある日、たまたま山で見かけた美しい花に心奪われ、皆に見てもらおうと、その花を摘んで帰りました。
しかし、自宅ではたと気付きます。
しかし、自宅ではたと気付きます。
この花は、あの山の野辺に咲いているからこそ美しいのだと。摘んでしまった事を後悔したクライドルフは、せめてもの償いに、その花の絵を描いたのだそうです。
それ以来、植物を描くようになり、それが目に止まり、絵本の仕事が来るようになったのだとか。
どれも小さな動植物への愛が感じられ、心優しいクライドルフの世界観が見るものに安らぎを与えます。
植物達を愛し、よく観察し、なんだかフラワーレメディーのバッチ博士を彷彿させるな…と、摘んできた花のスケッチの経緯を聞きながら思いました。
大自然と小さな生き物たちへの思いやり、みんなが大事にすれば平和な世界。
クライドルフとバッチ博士が、同じ時代を生きていたことも、なんだか嬉しく思ってしまいます。
素敵な絵本達、詩集のようなものまで。
手に取る機会があれば、クライドルフの優しさを感じてみてください。
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