5月の連休、 ピーターラビット展に行ってきた。
憧れのビアトリクス・ポターの原画を前に、再度自分の思いを確認できた。
『レイチェル・カーソンのような、ビアトリクス・ポターになる!』
私が高校生の時に、自分に誓ったこと。
二人は言わずと知れた、有名な方。
「ピーターラビット」と「沈黙の春」の作者。
どちらも、自然環境の危機を訴え、自然の素晴らしさを伝え、守った人達。
二人の功績に感銘を受け、尊敬し、二人のように生きたいと願った。
自分は本当は何をしたかったのか…
迷い立ち止まる時に還るのが、ココ。
そうだ、私は二人のように、自然の美しさを伝え、守ることがしたいんだ。
子ども達や大人達に、その心を受け継ぎたいんだ。
環境破壊を訴えたいんだ。地球上の生き物達と仲良く暮らしたいんだ。
6年生の卒業文集には、10年後の私というテーマに、
『もし、この世界が自由の世界だったら、動物達と一緒に自由に暮らしたい』
と書いていた。
草原を動物達と一緒に走っている姿を絵にしていた。
素直なあの頃の気持ち。
何かになりたいとかではなく、ただ自由に平和に暮らしたい。
誰にも何にもじゃまされず、のびのび過ごしたい。
それが本音だったよう。
あれから30年、今はどうだろう。
わりと自由に暮らしている。
自然を愛でて、生き物を愛して、何不自由ない暮らし。
人との関係も良好。だいぶ好きにしている。
一つ所に、定住して落ち着きたい気持ちがないわけではないけれど。
それも運命か…と思ったり。
引っ越しの度に、出会いと別れがあって、毎回哀しみには慣れないけど。
そんな心のケアを、植物療法を通じて行えている。
逆に言えば、この環境がなかったら、植物療法を学ぶこともなかったかもしれない。
最初にフラワーエッセンスを学んだときは、環境の変化や自分自身のことで心苦しく、もがいていた頃で、すがる思いでエッセンスを口にし、それがきっかけで、この道に進むことになった。植物の力、その神秘を知った最初のステップ。
それから、ハーブ、アロマと学びが続く。
実践して行く中で、心も身体も、だいぶ楽になっていった。
家族のケアも、隣人のケアも、誰かのためのケアも、できるようになっていった。
この先、何があっても、どこに住んでも、
原点はここ。
自然の美しさを伝え、その力を伝え、大切に守り続けていくこと。
次の世も、その先も、自然と共に暮らせる平和な日々があるように。
私にできる事を、ひとつずつ、丁寧にやっていくだけ。
自然や生き物達に対して、優しい感性を磨いていくだけ。
そう、それだけ。
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