2016/08/05

蓼藍(タデアイ)の生葉染め




今月から、NARD JAPAN メディカルアロマテラピーを、クリエイティブアロマさんにて学ばせていただくことになりました。

その教室で藍染めのワークショップがありまして、親子で参加させてもらいました。
夏休みの自由研究にぴったり嬉しい♪


『地球のお庭と伝統薬草プロジェクト:蓼藍(タデアイ)の生葉染め』



最初に参加者みんなで、畑の藍を刈り取ります。
その後、綺麗に水洗い。
芋虫ちゃん達がたくさんいました。地球のお庭の仲間達です。
藍の葉っぱを食べている芋虫は、うっすら藍色。
大中小とすくすく育っておりました。



それから茎と葉に分けまして。
染めには葉っぱだけを使用。
茎は、煮染めに使えるそうです。
葉っぱを手でちぎっていくと、だんだん爪が藍色に染まります。
藍に触れているだけで、健康になりそうな、不思議な気分。



今回は生葉と水で染め物をしていきます。
暑い夏にありがたい涼しい水染め。
生葉をミキサーに掛け藍ジュースを作ったら、その液で染めていきます。



写真は染め終わりのものなんですが、最初はワカメが溶けたような深い緑色の液体。
空気に触れて酸化すると、青っぽくなってきました。
みんなで染める布を、もみもみ、さらさら、空気に触れないよう、染めムラが出来ないよう注意しながら浸します。おしゃべりしながら約30分…。



すっかり藍色に染まった絹のスカーフたち!
しっかり水洗いして、風にさらします。
夏風に揺れてとっても涼しげ。
それぞれ違う種類の絹のスカーフに、括り(ククリ)という方法で染め模様を付けました。
輪ゴムで括るだけなので簡単です。
染め終わって、輪ゴムを外すときのわくわく感♪たまりません。
それぞれに個性的なスカーフが出来ました。



色々試してみたくって、たくさん括ってみました。面白〜い♪
フィルムケースに輪ゴムを巻いたら、こんな感じ(真ん中)になりました。
小さい丸は、ビー玉を包んで輪ゴムで巻いた模様。


藍の色を眺めていると、落ち着きます。
日本人の色ですね〜。



こちらは娘の作品。
絹のハンカチ、空色でとっても綺麗です*

藍の生葉の成分がタンパク質に吸着して染まるので、布は絹を使います。
綿や麻は植物性なので、染まりにくいのです。
もしも、綿や麻を使いたい場合は、一晩くらい牛乳や豆乳などに浸して、タンパク質を繊維に含ませておくと、染まりやすくなるそうです。(豆知識)


親子で夏休みの良い体験ができました。
地球のお庭に感謝です*



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