2021/06/19

有明地域生活情報誌 Cleba(クレバ) 夏号 vol.86

 







情報誌クレバの取材も4回目を数えます

4月に企画、取材に行った久留米絣の特集

6月に発刊され、手元に届きました

取材先の工房のみなさんにも喜んでもらえたらと思います



広川町を訪れ、伝統工芸の久留米絣の今に触れました

紙面では伝えられなかった、手書きの柄の図案や、

大きな染色の機械など目にしました



伝統を重んじながらも現代の暮らしに馴染む絣

自分のプリント柄のバッグの生地が

とてもチープに見えたことを覚えています(笑)



山村さんの工房では藍染めの体験も

伝統的な藍液で染めるのは初めての経験で、

はぜの実を燻して温度を調整し

土窯で藍液の発酵をしているのですが、

燻煙の香りに包まれる工房で、

藍甕に細かい泡を立てている紫色の藍の花を見ながら

何度も何度も染めを繰り返し濃淡を付けていく作業は

とても贅沢で、とても新鮮でした



美しい藍の鮮やかなブルーは、心まで爽やかに染めてくれました



小さな町の大きな伝統と歴史

大切に受け継いで守り続けていかなければなりません

絣の良さをたくさんの人にお伝えできたら幸いです




今回はサブディレクターとして、

ディレクターのアシスタント業務をする形で

企画段階から参加させていただきました

体験型企画だったので、取材も面白く

ライティングは苦戦する部分もありましたが

終始楽しくお仕事ができました

紙面をデザインするデザイナーさんともお会いでき

一つのページが完成するまでの流れを学ばせていただきました

このような機会に恵まれて本当に感謝です

いつもありがとうございます


















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